二度目の三国誌

 アメリカ主導の欧米諸国勢力がこのところ金融危機による打撃を受けて弱まるに伴い、自由民主主義という体制も色褪せてきた。それと対照的にロシア復興、中国の台頭が人々の間で囁かれることが以前よりも増してきた。中国は噂通りに昨年度の貿易収支は世界各国が財政難に苦しむ中、単独で2800億ドルもの黒字に躍りだした。パキスタンの新首相が就任後、一頭先に中国訪問をし、「中国は21世紀の救世主だ」と言い、中国にパキスタンの現政へ救いの手を伸ばしてもらい、財政援助してほしいという思惑が不成功になってしまったが、一連のことからも読み取れるように中国の一人勝ちぶりを漂わせるものだ。
 だが、そうした中国の内政に目を向けると決して芳しくない光景が広がる。極めて異例なことだが、一説によると、この間の党大会にて、李长春 と贾庆林の両政治局常務委員による胡锦涛への批判があったそうだ。二人は「主席はまだわかっていないことだが、四川省の地震による難民や広東省における工場破綻による大規模な失職たちの現状は決して看過してはならぬ、手を打たないと暴動が起きるに違いない」と切り出したのに対して胡主席改善に努めることを示唆し、衝突を回避したようだ。そんな胡锦涛を悩ませることがまた起きた。习近平副首相に率いられる通常「太子党」と江泽民元主席を頭とされる上海閥による追い討ちだ。そう、今中国で二度目の三国誌が繰り広げられているようにも捉えられる。
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