モンゴル事情

 資本主義を歩みだしてからモンゴル国の生活水準は一気に悪化した。若者たちが国に自信を持てなくなり、多くの若い人たちが欧米や日本、韓国、台湾など経済的に潤っている国々を目指し(統計によると、海外にいるモンゴル人は約11万人いるという)、懐に少しでも余裕を持とうする。中には男性客のポケットマネーを狙い、ネオンの光る夜の街で売春に走る女性までも出現してきた。話によると出稼ぎ労働者としてやってきた中国の山西省出身の労働者によるグループが金持ちを装い、十数人のモンゴル人女性を口説き落とし、彼ら自分たちの生まれ育った田舎に連れて行き、無理やりと嫁にし、外と一切接触させることなく、虜にしたそうだ。無論、金持ちと思い込んでいた自分の相手は富とは無縁の集団だったことは思っても見なかったわけだ。彼女たちは今山奥でモンゴル語で「助けて!」と懸命に叫んでいるに違いない。言うまでもない、彼女たちの叫びは救世主の耳の届くはずがない。
 ウランバートル市は60万人の都市だったのが、ここ数年間で人口が爆発的に増加し、100万人都市となった。260万人の国の3割以上の人口がウランバートル市に集中する。原因の一つは都市部の楽して稼ぎやすい生活を夢見てやってきた多く遊牧民たちだ。彼らはウランバートル市の郊外にゲルを設け、草原にいるときと変わらぬような日々を過ごす。一部を除いては、生活を維持していけるような職も持たずに生きるだけに時間を費やす人もいる。夕方になるとウランバートル市全体は煙に覆われる。それはゲルを住まいとする人々が石炭や木炭、芝を使って暖房取るからだ。煙は子供を中心に多くの人たちの健康を損なっているようだ。一日も早く対策を取ってほしい。
 
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