シェラレオネからの便

 アフリカの一角にある神秘な国からメッセージが届いた。発信源はシェラレオネという国だ。我が中学時代のクラスメートで、良き友であるバヤスハナからだった。彼女は周りから結婚には向いていないと言われるほどワンマンだったのにもかかわらず、クラスメートの中でもいち早く家庭を築いた人の一人だ。結婚相手は漢民族の人で、しかも出会って三日後にプロポーズされるという相手側の緊急出動に早急に応じ、民族問題や両親の反対を押し切ってゴールに至ったのだ。旦那さんは大学の教師で、賢明で、温厚な性格の持ち主として周囲からの評判も良い。それに彼は努力の塊で、一昨年中国外交部外交官向けの試験に合格し、全内モンゴル自治区から二人しか採用しないという難問を突破したのだ。そこで、去年から大学の先生から政治舞台への転向を果たし、今年からシェラレオネという見ず知らずの国で政治家としての手腕を磨くことになった。
 エイズや感染病が蔓延するこの国の平均寿命が34歳で、極貧の国の一つではあるが、アフリカにして砂嵐もなければ、降雨量が豊富だということを知らされ、正直驚いた。美しい自然に囲まれているにもかかわらず、シェラレオネ人はそれを大切にしようともせずに一番高価な樹木を燃料として使ったり、無断かつ無闇に森を伐採するのが痛々しいというのが友人の本音だった。
 つい最近まで、戦争で明け暮れていたシェラレオネはインフラ整備も整っていないし、道路も未舗装の上、発電所もない、それに安全の保証はまったくない。皮肉にもモンゴル国の平和維持部隊派遣され、この国の安全のために活動を繰り広げているという。国柄をいちいち述べると、オリエンタリズムに受け取られてしまうかもしれないが、事実は事実として取り上げ、国連や先進国の視線を注いでもらい、人道支援の焦点に当ててほしい。
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