川井家で過ごした時間

 一昨日の夜友人のバイラから電話があり、「今から合流しないか」と誘われ、上京してからまだ彼と会っていないので、すぐさま誘いに応じることにした。後輩の車で待ち合わせの場所の両国駅まで送ってもらい、そこから二人で駅のすぐ近くにあるモンゴルレストランの「ウランバートル」に直行する。この店はできてまだ一年を経とうとしている。こぢんまりとした店で、雰囲気もそこそこだが、従業員の教育が足りないせいかわからないが、お客さんに対する姿勢やサービス態度はいまいち。これらの要素には僕が過剰反応もせずに、平然としていたが、友人のバイラが不快感を示していた。何より彼を不愉快にさせたのは、飯の不味さだったらしく、食事を済ませ、小さい声で「二度と来ない」という言葉を切り捨てて店を後にした。
 激しい雨の中、二人で湘南台方面に向けて、車を走らせた。彼の宅に着くころはもう翌朝の4時を回っていた。
 土曜日の夕方、バイラの近所に住む川井さん宅を訪問する。川井さんはバイラと家族グルの付き合いしていて、数年前にバイラと一緒に彼と顔合わせているうちに僕も川井さん一家と親しくなったのが経緯なのだ。川井さんは現在モンゴルのウランバートルにて、ビジネス展開をし、主に割り箸の生産に着手しているみたい。大の酒好きであって、バイラ宅に来る度に誘われ身となり、浴びるように飲む。
 川井さんと会って、早速飲み会を開く。長年ビジネスに明け暮れた川井さんは社会や文化、政治などについて、鋭い分析を行った。一番印象的だったのは、「道」という単語の究極的な意味についての分析だ。その一部始終は以下の通りである。日本人は掛け持ちするのが不得意なのだ。その代わり、一つのことに全神経を使い、入念に取組むことで真のプロになれるというのだ。研究に研究を重ねることで、一つの分野で知識を極めるのが道であり、花道、茶道、柔道といった行事などが代表的例だ。物作りの分野でも日本人が勝ち続ける理由は一つのことに執念を燃やせる方が多いからであろう。
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