読まない力

 解剖学を専門として長年ドクターと教鞭を両立してきた元東京大学教授の養老武がこれまで「バカな壁」を始め、数多くの著書を出していた。そんな中最近「読まない力」という興味深いタイトルの本を送り出したのが僕の目に留まった。今まで本を読んでからこそ何本世界だったのが、それを真っ向から否定するにも聞こえる、正に常識を覆すような捉え方である。これに関連してごく最近まで話題になっていたギャル語で「KY」というのがあり、空気読めない人のことを言うらしいが、本作の中で著者が取り上げる意味とはまったく違う。著者は恐らく現代人のリテラシーの欠如を指摘していることにあると思う(何ページしか読んでいないので)。マスコミ、本、インタネットなどで流布される情報を鵜呑みにし、それによって命絶たされるものまで続出する現代人のあり方を批判しているに違いない。養老さんは例として韓国起きたインターネット誹謗中傷による女優の自殺などを取り上げた意図はここにあるのではないかとなんとなく考えさせられる。
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