お金に拘る現代人

 現代人はお金にこだわる姿勢は前代未聞にしつこい。私は日本に来てから、建築作業人が年寄りの住宅の近くから大量の札束が埋まっているのが発見され、埋めた当の本(年寄り)人も記憶にないようなことを何度も目耳(ニュースで)にした。人間関係の希薄さや社会に対する不審から銀行に預けるより、自分だけ知っている場所に埋めておけば、誰にも気付かれずに済むと思って、行動に移すものの、年も取れば、過去は空白になって脳裏から過ぎ去ってしまうわけだ。それだけ、金への執着心は深いということの現れだろうか。近年、日本の自殺者は3万4000人を突破している。その多くは職を失い、生活への不安から生まれる精神的撹乱から生じた結果だと養老毅が分析する。養老毅は結婚当時、貯金は皆無だったそうだ。彼は現代人に対して「お金に対して鈍感であるほうが勝ち」だと結論付けた。姜尚中さんによると、日本人が老いて死ぬ時の貯金額は平均的に3500万円だという。800兆円もの負債を抱える日本はこうした貯蓄率世界一の国民の手によって成せたものだと姜さんは指摘する。養老さんは「お金はあくまでも生活手段の一環に過ぎない」と最後を締め括ったのはなんとも印象深かった。
広告
カテゴリー: 未分类 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中